どんなミュージシャンも経験した、音楽を作る礎となった作品との出会い。名盤を聴いて花開いた感性がやがて新たな名盤を生み、また次の世代の礎へとなっていくのです。あなたの礎となった名盤は何ですか?
Photo:Yoichi Kawamura(メイン)
- Kentaro Takizawa
- Linn Mori
- Mine-Chang
- 小林祐介(THE NOVEMBERS)
- 池田洋
- 檜谷瞬六
- evala
- MIKI
- 食品まつり a.k.a foodman
- 草刈愛美(サカナクション)
- Dorian
- Takahisa Mitsumori(mergrim)
- スカート
- 鴨田潤
- 木村健太郎
Kentaro Takizawa
<BIO>12歳でハウスに触れ、19歳でDJを始めたのを機に本格的にハウスを制作。23歳でデビューしキャリア18年目。オリジナル作品のほか50作を超えるリミックス/プロデュース作品を手掛ける
ハウスと生楽器との理想の融合が詰まっていた
- アーティスト:サトシ・トミイエ,ダイアン・シャーラメイン,ダニー・マデン,ACO,ケリー・アリ,セブン・フィッシャー,ディアンナ,ロバート・オウェンス
- 発売日: 1999/06/02
- メディア: CD
RELEASE:1999年(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
ハウスを知り始めたころ、タワーレコードでCDを探っているうちに出会えた一枚。高校のときに、バンドをしていた自分にとってハウスと生楽器の融合を模索していた中で、頭の中の理想がすべて詰まっていたアルバムでした。ミュージシャンも国内外問わず参加していて、あらためてハウスの可能性に感銘を受けました。特に影響を受けた曲はM⑫「Sincerity (Part 1 & 2)」。ハウスのリズムとソウルフルなボーカル。さらに、美しいピアノにゴージャスなオーケストレーションが詰まった、今聴いても最高の一曲です。
名盤に近付けたツール
当時の主な機材はEMAGIC Logic Gold、MACKIE. 1402VLZ、KORG Triton Pro、ROLAND JD-800、E-MU Orbit Ver.2、AKAI PROFESSIONAL S5000でした
Linn Mori
<BIO>東京を拠点に活動するプロデューサー。illionへの楽曲提供、haruka nakamuraやKid Fresinoとのコラボなどでも活躍。最新作は台湾のビート・メイカーFarragolとのスプリット・アルバム『Luvlin』
渾然一体の中にあるヒップホップのビート
RELEASE:1999年(WARP/ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
高校生のときに革新的な音楽表現を探していて、エンディング曲M⑪「Pir」に出会い感銘を受けました。電子音楽にもかかわらず、有機的かつ超自然的な神秘性を醸し出しています。一聴では漠然としていますが、聴き込むとメロディ、カウンターメロディ、ハーモニーが乱雑かつ渾然一体となっており、さらに水をたたく音をサンプリングしてドラムとして使用。ビートはヒップホップを感じさせるのですが、“踊り”ではなく“祈り”を感じました。より深く知りたいと思い、サンレコのインタビューなどを読みふけり、CYCLING '74 Max/MSP、SuperCollider、C言語、CASIOの古いサンプラーなどによる、ジェネレーティブ・パッチにより生成されたと知ったときは驚がくしました。
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CYCLING '74 Max/MSP。『2061:Maxオデッセイ』で使い方を学び、サンレコや輸入した海外の音楽雑誌などを読み、独学でジェネレーティブ・パッチを完成させました
Mine-Chang
<BIO>prime sound studio form所属のエンジニアとしても活動するプロデューサー/作曲家。アーティストの作品以外にもCM/TV音楽なども数多く手掛けている
ザ・ネプチューンズのシンプルなアレンジの衝撃
RELEASE:1999年(EMIミュージック・ジャパン)
ザ・ネプチューンズのプロデュースで、当時はその特異なサウンドに度肝を抜かれました。特徴的なピッチの高いスネア、ボンゴやタンバリンの有無で曲の構成が作られていたりなど、ミニマルかつシンプルなアレンジのトラックは衝撃でしたね。シンプルさ故に“これなら自分でも作れるかも?”と変な創作意欲をかき立てられました。またシンセの音色のチョイスが独特で、Clavinetやブラスなどを使用したアレンジが非常にユニーク。KORG Triton による音といううわさがあり、私の周囲のクリエイターもこぞって購入していましたが、個人的には初期のネプチューンズ・サウンドの特徴的な音色はKORG 01/Wではないかと推測。ミキシングにおいてはサーバン・ゲネア氏の手掛ける作品に共通した独特の質感、ボーカルの細かな空間処理や大胆なリズムのバランスなどを参考にしました。
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KORG 01/W。ケリスの次作『ワンダーランド』収録の「Young, Fresh n' New」「Popular Thug」の特徴的なシンセ・サウンドはプリセットでほぼそのまま得ることができます
小林祐介(THE NOVEMBERS)
<BIO>オルタナティブ・ロック・バンドTHE NOVEMBERSのボーカル/ギター担当。BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之とTHE SPELLBOUNDを始動し「はじまり」をリリース
感動を呼び起こすのは“その音楽のための音”
RELEASE:1999年(ワーナーミュージック・ジャパン)
THE NOVEMBERSを始めた2005年に、友人の勧めでこの作品を聴きました。M①「レース・フォー・ザ・プライズ (リミックス)」が流れた瞬間、魔法にかかったような、えも言われぬ感動を体験しました。ひずんだドラム、シンフォニックでエモーショナル、かつ遊び心もあるシンセ・ストリングス、ヘロヘロだけど味わい深い慈愛を感じさせるウェインの歌声。好きな音やサウンドのポイントはたくさんあるのですが、一番は“フォーマットにとらわれない自由さ”でしょうか。感動を呼び起こすのは“その音楽のための音”なんだと強く意識しました。
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参考になる答えでなく申し訳無いのですが、いつも通りのバンドの機材、いつも通りのソフト(宅録はAPPLE Logic、レコーディングはAVID Pro Tools)です。手法や機材に振り回されず、併走できるかが重要だと思います
池田洋
<BIO>hmc studioを拠点とするエンジニア。これまで、never young beach、Helsinki Lambda Club、小山田壮平、ニガミ17才など多くのアーティストの作品を手掛けてきた
一生追い続けたいドラム・サウンド
RELEASE:1999年(ソニー・ミュージックレコーズ)
リリースされたときは、まだレコーディング・エンジニア業を始める前だったので、当時は音が良いというより純粋に曲が好きで毎日のように聴いてました。ただ、M③「LIMP」をヘッドフォンで爆音で聴いたときのドラムの迫力、声の存在感、謎の定位感などの衝撃は今でも鮮明に覚えております。特にプロデューサーのジョン・ブライオンとドラマーのマット・チェンバリンによるタッグのドラム・サウンドは、これからも一生追い続けると思います。
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SOUNDTOYS Decapitator
檜谷瞬六
<BIO>prime sound studio form、studio MSRを経て、現在はフリーランスで活動するエンジニア。ジャズを中心にアコースティック録音の名手として知られる
一生をかけて目標にしたいサウンド
RELEASE:1999年(ユニバーサル)
当時ジャズ・サークルに所属する大学生だった自分は楽器の勉強のためにアコースティック音楽を聴きあさっていましたが、そんなころに初めて“生音をも超越するレコーディングのマジック”みたいなものを意識した作品。後にレコーディング・エンジニアを志すきっかけになっています。巨匠の中の巨匠アル・シュミットの手掛けた作品の中でも最高到達点の一つとも言えるレコーディングであり、全曲文句無しに素晴らしいのですが、特にM①「レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス」のイントロからボーカルの入りにかけての1分ほどで、音の存在感、立体感に圧倒されます。技術的な影響はもちろんのこと、一生かけてこの音を目標にしていきたいという精神レベルの影響を受けていると思います。
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HENDY AMPS Michelangelo、TELEFUNKEN Ela M250E、GATES Sta-Level
evala
<BIO>サウンド・アーティスト。新たな聴覚体験を創出するプロジェクトSee by Your Earsを主宰。十和田市現代美術館にて『Haze』、GINZA SIX屋上庭園にて『Grass Calls』を展示中。『聴象発景 in Rittor Base HPL ver.』リリース
赤ちゃんの耳に戻れるフィールド録音作
RELEASE:1998年(HÖREN)
音響マッド・サイエンティスト、宇都宮泰さんの驚異的な立体音像。JON(犬)の破壊された童謡や即興鼻唄が、多種多様な空気の振る舞いと交錯していく、唯一無二のフィールド・レコーディング作品。これを聴けば何度でも赤ちゃんの耳に戻れるんです。
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SOUNDFIELD SPS200、OKM II PXS、STEINBERG Nuendo
MIKI
<BIO>ビートメイカー。昨年10月2日に全曲英語詞の2ndアルバム『217』をリリース。AKTHESAVIOR、Loaf Muzik、Chelsea Rejectらが参加。インストもボーナス・トラックとして収録
「グローリー・ボックス」に全身鳥肌
RELEASE:1998年(ユニバーサル)
19歳で留学先のサンフランシスコからロサンゼルスに遊びに行ったとき、たまたまレフト・ブレイン(オッド・フューチャー)が居たレコード屋で店員に“一番やばいレコードどれ?”って聞いて出されたアルバム。帰って早速針を落としました。M⑧「グローリー・ボックス」で哀愁漂うストリングスに怪しげな声が入ってきて、管楽器と共に“give me a reason to love you”というフレーズが重なったとき、全身鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えています。後半のスクラッチから段々と高揚していく部分も好きです。持っていかれます。こんな雰囲気の曲が作りたかったんだと気付かされました。
名盤に近付けたツール
AKAI PROFESSIONAL MPC2000XL
食品まつり a.k.a foodman
<BIO>名古屋出身のビート・メイカー。Boiler RoomやLow End Theoryへのイベント出演、ディプロが主宰するレーベルMad Decentからのリリースなど多方面に活躍している
ありそうであまり無い激シブいトラック
RELEASE:1998年(Newstage/NS-Com)
20年以上前に買ったサンレコの付録CDにこのアルバムの曲が収録されていまして(編注:増刊『Groove』と思われます)、めちゃくちゃ衝撃を受けて早速アルバムを購入しました。当時ファックスを作る工場で働いておりましたが、M②「Cherry Girl」が作業中に脳内でずっとループしていたことを今も思い出します。ブレイクビーツやリズムの組み方、上モノのセンス、組み合わせ方、ありそうであまり無いタイプの激シブいトラックが多くて、当時はサンプラーとカセット・テープで曲を制作していましたが、トラック制作の際にとても影響を受けました。時代を超えた名作だと思っています。
名盤に近付けたツール
近付けているとは思っていないのですが、ZOOMのサンプラーST-224でトラックを作ってAIWAのカセット・コンポに録音していました。そのときのサウンドはかなり影響を受けていると思います
草刈愛美(サカナクション)
<BIO>5人組ロック・バンド=サカナクションのベーシスト。シンセ・ベースとエレキ・ベースを巧みに使い分けたグルービーなプレイが持ち味。3月17日にはライブBlu-ray&DVD『SAKANAQUARIUM 光 ONLINE』の発売が決まった。緑色が好き
エレクトロニカで最も心に残っている作品
RELEASE:1998年(KARAOKE KALK)
呼び起こした記憶に鳴る音楽のよう。場面の違う音やサンプルが交錯してラフでありつつ、不思議にかみ合ってグルーブし(させられる技量!)、音色は優しくかすんで曖昧で、一貫した温もりがある。テープ、MDを経て、DAWに手を染め始め、バンド・サウンド以外の音楽も創作と結び付き始めていたころ、職場の先輩から教えていただいた作品の一つ。エレクトロニカはあさるように聴いたが、一番心に残っている。レコード・ノイズ、揺れるピッチ、くぐもったボーカル、優しいリズム・マシン。出入りするサンプルの表情次第で、東洋人のノスタルジーすらくすぐるのかと。その感触を模倣したかった。Brazilの編曲も攻めているけど、“攻め”とかじゃないんだろうなきっと。
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XLN AUDIO RC-20 Retro Color
Dorian
<BIO>トラック・メイカー/DJ。アーバンかつエキゾチックなダンス・ミュージックを制作。7インチ・シングル『Everlasting LOVE/Sweet Ending』をリリース
音楽的でないアイディアがより音楽的に面白い
RELEASE:1998年(ワーナーミュージック・ジャパン)
中学生のときに隣の席になった女の子に教えてもらったのがこの作品と出会ったきっかけです。感銘を受けた点は、さまざまな音楽のある種のテンプレートの崩し方、またかけ離れたそれら同士の掛け合わせ方。当時のデジタル機器特有のエラーやトラブル、制限によって生じるサウンドをそれこそが魅力ととらえること。音楽的でないアイディアがより音楽的に面白いものにしています。非常にチープなデジタル・サウンドからハイレベルで芳醇な生演奏の録音、トレンドや普遍性、オリジナリティが混在し、一体となっています。ゲスト・ミュージシャンのキャスティングも“そこでそう使うのか!”という意外性にあふれています。アートワークに関しても内容とリンクしていることはもちろん、それ単体で十分に魅力的です。
名盤に近付けたツール
今でも近付けたとは思えませんが、アルバム『midori』を作ったときにご本人から良かったと言っていただけたことは非常に心に残っております。このころの主な使用機材はSTEINBERG Cubase 7とAKAI PROFESSIONAL S3000XLでした
Takahisa Mitsumori(mergrim)
<BIO>ソロ・ユニットmergrimで活動するベルリン在住のアーティスト。モジュラー・シンセ、ハードウェア、実験的な音楽機材を使った制作/パフォーマンスに定評がある
打ち込みでしか表現できないドラムに衝撃
RELEASE:1997年(ビート)
バンド出身の私は、打ち込み自体はバンドのデモ制作目的で1997年から始めていたものの、あくまでデモとしてだけで、完パケは生ドラム!と信じていました。その後、東京で活動し始めてメンバーが定まらない状況でデモを制作していたとき、スクエアプッシャーの『Big Loada』と『Feed Me Weird Things』(1996年)に出会い、打ち込みでしか表現できないドラムが存在するのだと衝撃を受けました(後にショバリーダー・ワンで生で再現してしまいますが……)。当時ROLAND DR-660とAKAI PROFESSIONAL S950という安価な機材で制作されていると聞き、さらに驚きを隠せませんでした。その後、メンバー探しをやめ、僕自身もがっつり打ち込みの道に入ることになりました(笑)。
名盤に近付けたツール
mergrimの1stあたりはとにかく必死にSTEINBERG CubaseとNATIVE INSTRUMENTS Battery 2で細かく打ち込みをしていました。グリッチはIZOTOPE Stutter Editだったり、NATIVE INSTRUMENTS Reaktorのパッチを使っていましたね。ドラム・アプローチは現在も彼の影響は大きいです
スカート
<BIO>澤部渡によるポップ・バンド・ソロ・プロジェクト。過去曲を再録音した最新アルバム『アナザー・ストーリー』を昨年末にリリース
ハードな闇鍋状態の中にある不思議な爽快感
RELEASE:1997年(日本コロムビア)
中学3年生の私がこれまで抱いていたロック幻想を見事に打ち砕き、過激な音楽としてのポップというものがある、ということを自覚させてくれたレコード。音楽において反抗的、攻撃的である、ということはどういうことか、ということを考えさせてくれた一枚です。ほぼすべてのパートが金剛地武志による多重録音で、ボッサあり、サーフあり、バラードあり、お遊びありのハードな闇鍋状態なのに、不思議と通して聴くと爽快感があります。オルタナティブであり、ナードかつキュート。先の読めないコード進行、文学と言って差し支えない詩、今でも聴くたびに新しい発見があります。どの楽曲にどう影響を受けました、とかではなくもうスカートという存在すべてに彼らのレコードがあります。
名盤に近付けたツール
高校生のころにTASCAMの4trMTRを買ったのは本当に大きかったと思います。そこから今のスカートに至るものがだんだんと形付いていったと考えています。機材でもソフトでもないのですが、スカート『20/20』の「オータムリーヴス」では金剛地武志さんにベースを弾いていただきました
鴨田潤
<BIO>2000年にイルリメとしてアルバム『イるreメ短編座』を発表以後、コラボレーション含め多数のアルバムを制作。最新作は詩集『言葉の星座』、“鴨田潤 featuring 寺尾紗穂”名義でのアルバム『二』
ラフなミックスがヒップホップ哲学の基礎に
RELEASE:1997年(Use Your Hand)
1998年に心斎橋のCISCOで買った、正規のものかダビングされたブートなのか分からないカセット・テープで、デモくらいのラフなミックスのためか、とにかくラップの声は小さくこもっている、リズム、とりわけスネアの音が異常に大きく、ベースはほぼサイン波のように重心が低く、下でしか動いておらず、しかしそのひずみが異様に格好良くて、それが自分にヒップホップ・サウンド哲学の基礎を与えています。
名盤に近付けたツール
今年、TECHNICS RS-615Uというデッキを買ったのですが、これで録るとこの『Fan-tas-tic』を想起させて、俺にはこの音しかないと、どの曲もこれで録音してからマスタリングしています
木村健太郎
<BIO>KIMKEN STUDIOを主宰するマスタリング・エンジニア。昨年4月よりスタジオを那須に移転。独自の審美眼で選び抜かれたツールでメジャーからアンダーグラウンドまで、さまざまな作品を手掛ける
良くも悪くも影響を受け続けているテクノ
RELEASE:1997年(Studio 1)
1999年、西麻布BULLET'Sという靴を脱いで踊るアンビエント・バー/クラブで友達が流していて、いつまでもゆらゆらできる気持ち良いテクノというイメージが初めての出会いでした。2度目は新宿リキッドルーム。初めてのときとは大きく印象が異なって、低音で全身を殴られているような暴力的な振動でした。その後アルバムをCDで購入し、当時から今までずっと聴き続けている理由は、音楽が好きなのが一番の理由。聴き過ぎてサウンドの基準の一つとして、体に染み込んでしまったような感覚で、意識して基準にしようと思ったわけではなかったのです。でもどうしてもそこに引っ張られる感覚が良くも悪くも抜けず、良い部分はダンス・ミュージックのワクワク感だと思ってます。悪い部分は良い音ではない部分と思っていますが、それでもいいんじゃないかと思ってしまう部分もあます。迷いもありますが、ダンス・ミュージックの音のつながり、まとまりのためのコンプの使い方などはずっと参考にしています、それが自分のマスタリングに対し良い影響にも、悪い影響になったこともあります。今後もその繰り返しだと思います。
特集「私の礎となった名盤」