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IK Multimedia T-RackS Triad Chorus〜80年代インスパイアの3ボイス独立コーラスプラグイン

T-RackS Triad Chorus

 IK Multimediaが、コーラスプラグインT-RackS Triad Chorus(16,490円)をリリース。Mac/Windows(64ビット)に対応し、AAX/AU/VST2/VST3プラグインとして動作するほか、T-RackS 6内のモジュールとして使用することが可能だ。

 T-RackS Triad Chorusは、1980年代のトップ・プロデューサーやセッション・ミュージシャンが秘密兵器として愛用していた、ラックマウント式ステレオコーラスにインスパイアされたプラグインエフェクトとのこと。後述するデジタルならではの機能により、実機をしのぐ深みと広がりを加えれるエフェクトに生まれ変わったという。

3基の独立したコーラス・ボイスをコントロール可能

T-RackS Triad Chorus

T-RackS Triad Chorusの操作画面。ボイスの波形がそれぞれ色別で表示されている。

 T-RackS Triad Chorusは、3基の独立したコーラス・ボイスを搭載し、それぞれでAmount(量)、Rate(速度)、Phase(位相)、Pan(パン)のコントロールが可能。またテンポ同期機能も搭載されており、リズムに合わせた精密なモジュレーションが行える。プリセットには、ギター、ベース、キーボード、ボーカルなど、さまざまな楽器に対応したものが20種類収録されている。

 最上段には、バイパスを切り替えるPOWERボタン、IN/OUTのゲインノブ、処理した信号をプラグインに送り戻す量を調節するFEEDBACKノブ、そして入力モードを切り替えられるSTEREO/MONOスイッチが並ぶ。 入力モードをSTEREOにすると、入力ソースの左チャンネルがVOICE1へ、右チャンネルがVOICE3へ、モノラルサムがVOICE2へ送られるため、幅広いサウンドデザインが可能となる。

 

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