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DiGiCo Quantum326〜コンパクトな筐体と膨大なチャンネル数を両立したデジタル・コンソール

Quantum326

 DiGiCo(デジコ)が、デジタル・ミキシング・コンソールQuantum338のコンパクトモデル、Quantum326(オープンプライス)を2024年11月8日より発売する。

 Quantum338の処理能力や高品位な音質、視認性と操作性の良さはそのままに、
1画面、12フェーダー分をサイズダウン。幅1,124×高さ482×奥行805mm、重さ52kgと筐体が軽量&コンパクトになったことで、設置面の制約が厳しい現場でも使用できるようになった。

 高速処理のQuantumエンジンを搭載し、128入力、64バス、最大24×24マトリクスを96kHzでフルプロセッシング可能。AUXセンドに入力チャンネルと同等のEQやダイナミクスの機能を装備するNodal Processingや、チャンネルストリップのアルゴリズムMustard processingといった特有の機能もQuantum338と同数使用できる。

 背面のローカルI/Oや豊富なカードから拡張I/Oを選択できるDMIカードスロットもQuantum338と同数装備。32ビットのAD/DAコンバーターも同様に搭載する。

Quantum326のリアパネル

Quantum326のリアパネル。この画像では、DMIカードスロットにDanteカードとKLANGカードが挿入されている

 また、Quantum338用にオプションとして用意されているソフトウェア・アップデートで、入力チャンネルを150以上に拡張することも可能。筐体のコンパクトさと膨大な入力チャンネルの両立を実現することができる。

Pulseソフトウェア・アップデート

Quantum326は、Quantum338用“Pulseソフトウェア・アップデート” オプションを利用することで、チャンネル数やプロセッシング数を拡張できる(入力チャンネル:128→156、バス:64→72、Nodal Processing:64→72、Mustard Processing:36→48、Mix Minus機能も追加)

 

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