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トランジェントを3ステージで制御するTHREE-BODY TECH TRINITY SHAPER登場

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 THREE-BODY TECHからトランジェントを制御するプラグイン、TRINITY SHAPER(31,031円/為替レートによる価格の変動あり)がリリースされた。従来のアタック、サステインの2ステージに加えて、ボディという第3のステージを導入し、音のトランジェントをより詳細にコントロールすることができる。

 現在、11月12日(火)までのイントロセールとして54%オフ価格で入手可能。全機能を14日間利用できるトライアル版もあり。Mac/Windowsで動作し、AAX/AU/VSTをサポートする。

 従来の2ステージ構成のトランジェントシェイパーでは、例えばドラムヒットの冒頭1〜10msがアタックステージとして識別され、その後がすべてサステインステージとしてまとめられるため、サステインステージに対する調整がディケイやリバーブなど10ms以降に発生する音にまで影響を与えていた。

 その課題を解決するために、TRINITY SHAPERでは20〜50msecの減衰部分をターゲットとするボディステージを新たに設け、ディケイとサステインを個別に調整可能にしたという。

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 またTRINITY SHAPERは、2種類のモード(シングルバンド・モード/マルチバンド・モード)を備えるフォーカスフィルターを搭載。アタック/ボディ/サステインの3ステージそれぞれに、ハイパスフィルターとローパスフィルターを使用して対象の周波数帯域をフィルター処理するシングルバンドモードに加え、マルチバンドモードでは入力信号を4つの帯域に分割。各帯域ごとにトランジェントを調整することで、さらに精密なダイナミクス調整を実現する。

 ほかにも、リアルタイム波形表示やサイドチェインEQ、温かみのあるサウンドを作り出すアナログモデリングクリッパーなど、多彩な機能を搭載。また、ADAAテクノロジー(アンチ・デリバティブ・アンチ・エイリアシング)により、エイリアシングを軽減しつつ透明感のある音質を維持する点も特徴の一つだ。

 

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