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TOONTRACKがAI技術を搭載したミックス/マスタリング専用プラグインEZ MIX 3を発表

 TOONTRACKは、音楽制作におけるミックス/マスタリング専用プラグインEZ MIXの最新バージョン=EZ MIX 3(価格未定)を8月20日(火)にリリースすると発表した。

サウンド処理からプリセット選択までAIを活用

 EZ MIX 3は、プラグインの画面サイズに応じてレイアウトが自動的に調整されるユーザーインターフェースのほか、高度な検索&ブラウジング、新収録のプリセットコンテンツ、AI技術を採用した新しいアンプシミュレーション機能などを搭載。またVST 3に対応し、AI技術を土台とした自動マスタリングや自動EQ、1つのインスタンス内でのミックスA/Bテストといった新機能も備えている。

画面サイズに合わせてレイアウトが自動調整されるユーザーインターフェース

 刷新されたEZ MIX 3のユーザーインターフェースは、プラグインの画面サイズに応じて最適なレイアウトに自動調整。これにより、さまざまな環境での作業快適性が向上している。

細かいフィルタリングが可能となったプリセットブラウザー

 プリセットは、入力ソースの特徴や類似性に基づいてブラウジングできるだけでなく、音楽ジャンル/エフェクト/インストゥルメントといった項目に基づく細かいフィルタリングも行えるようになった。これにより、細かい条件に合ったプリセットやプロジェクトテンプレートをより直感的かつ簡単に見つけることができる。

新しいチェインプリセットを収録

 EZ MIX 3は、さまざまなインストゥルメントや一般的なミックスの問題に対応する新しいチェインプリセットを収録。もちろん、以前のバージョンであるEZ MIXおよびEZ MIX 2のコアコンテンツもすべて備えている。

新しいチェインプリセットではマクロを最大10個まで装備

 EZ MIX 3は、新しいチェインプリセットにおいて、ドライ/ウェット、ゲイン、スレッショルドといった主要パラメーターを制御できるマクロを最大10個まで装備。いずれもユーザーによって細かい調整が可能だ。

入力ソースに基づく複数のAI自動プロセッシング機能

 EZ MIX 3はAI技術を活用し、入力ソースに沿った自動プロセッシング機能を複数提供。AIアシストマスタリングは、入力ソースに基づいたマスターを作成し、オートEQはプリセット処理の前段において信号を自動的にクリーンアップする。また、入力ソースを分析し、最適なチェインプリセットを提供する。

AI技術を活用したアンプシミュレーション

 EZ MIX 3は、プロデューサーやアーティストが実際に使っているギターやベースのシグナルチェインをAI技術で再現。本物のアンプやエフェクターをモデルにした新しいコアコンテンツ・プリセットを収録し、クラシックなギター/ベースアンプ・サウンドから、ロックやメタルのトーンまで、多様なアンプサウンドを提供する。これらはIR(インパルスレスポンス)と比較して、より優れた音質やダイナミクス、演奏性を実現するという。

1つのインスタンス内でプリセットチェインを管理

 ユーザーはプリセットを好きな順番でスタックでき、独自のテンプレートやプリセットチェインを保存することができるようになった。またプリセットチェインを作成するために複数のインスタンスを使用する必要がなくなり、1つのインスタンス内でA/Bミックスを比較することも可能となった。

『EZ MIX 3』が無償で手に入るプレオーダーセールも開始!

 EZ MIX 2(バンドル含む)を2024年8月19日(月)までに購入、およびTOONTRACKアカウントに登録したユーザーを対象とするプレオーダーセールも実施。リリース日となっている8月20日にTOONTRACKアカウントへEZ MIX 3ライセンスが自動的に追加される。さらに上記の条件を満たしたユーザーは、特定のジャンルや用途に特化したEZ MIX 専用プリセット集=MIX PACKを1点まで無償で入手可能。製品登録後にProduct Managerアプリケーション上から好みのMIX PACKを選択できる。EX MIX 3プレオーダーセールの詳細については、下記のURLを参照いただきたい。

 

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