ヤマハは、音楽制作からパフォーマンスまでを一台で実現するポータブルなオールインワンギア、SEQTRAK(シークトラック:55,000円)を1月26日(金)から発売する。カラーはORANGEとBLACKの2色が用意される。
SEQTRAKは、音楽制作に必要となる3つの機能=ドラムマシン、シンセサイザー&サンプラー、サウンドデザイン&エフェクターを統合。それぞれの機能が割り当てられてた明快な3パート・ユーザーインターフェースが直感的な操作を実現する。 さらに、さまざまな楽器の音色や効果音など2,000種類以上もの豊富なプリセットを用意。軽量コンパクトなボディにはスピーカーやマイク、充電式リチウムイオンバッテリーを搭載しているので、いつでも、どこでも、思い描いたアイデアをすぐに音楽にできる。
SEQTRAKには、アコースティック楽器からシンセサイザーまで多彩な音色を再現/合成するサンプルベースのAWM2音源(最大128音を同時発音)とシンセサイザーやエレクトリックピアノなどの個性的なデジタルサウンドを生み出す4オペレーターFM音源(最大8音を同時発音)を併装。リバーブ、ディレイ、ディストーションなどの多様なエフェクトと掛け合わせることで、オリジナルサウンドを追求できる。内蔵マイクや外部ステレオ入力端子からサンプリングも可能だ。
また、一つのプロジェクト(曲)につき最大128のステップを入力できるシーケンサー機能を搭載。トラック数はドラム×7(KICK、SNARE、CLAP、HAT×2、PERC×2)、AWM×2、FM×1、サンプラー×1の計11トラックで、テンポやスイングなどもシームレスに設定できる。
制作だけでなく、さまざまなパフォーマンス機能も用意。リアルタイムでトラックとパターンを組み合わせたり、スライダー操作で瞬間的にエフェクトをかけるといったこともできる。また、専用アプリケーションで使えるVISUALIZER機能で、楽曲とシンクロする映像を作成可能。映像と音楽がセットになったパフォーマンスも行える。
電源とオーディオ&MIDIインターフェースを兼ねたUSB-C端子のほか、前述のステレオ入力、ヘッドホン端子、MIDI IN/OUTといった有線接続に加え、アプリとワイヤレス接続できるBluetooth MIDIや大容量のデータ転送を可能にするWi-Fi機能も搭載している。
また、SEQTRAK専用アプリも無償提供(iOS/Android/Mac/Windows対応)視覚的に操作できるGUI Editorを中心に、追加コンテンツやお手持ちのサウンドデータをアプリ経由で本体に追加できる。 多機能なSEQTRAKの使い方を解説するチュートリアルも用意。制作した音楽と連動した映像を提供する前述のVISUALIZER機能も内蔵する。
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