Minimal Audioから、幅広いシンセシス技術、エフェクト、拡張機能を統合した新しいバーチャル・インストゥルメントCurrent(33,000円)が1月11日(木)に発売となる。Mac/Windows対応。AAX/AU/VST2&3プラグインとして動作する。
2基のスペクトルウェーブテーブル・オシレーターとグラニュラーエンジン、加算式サブオシレーター、さらにはサンプルプレイバック・エンジンも搭載。その後段には2つのモーフィングフィルターを備える。さらに、AM/FM変調により、倍音豊かで個性的なサウンドを生み出すこともできる。
ドラッグ&ドロップでのルーティングに対応するモジュレーターには、エンベロープやモーフィングLFOに加え、複雑な動きをビジュアライズできるカーブシーケンサー、エンベロープフォロワーも用意。キートラックやアフタータッチなどのMIDIコントロールやMPEで演奏のニュアンスを音色に加えることも可能だ。キー/スケールロックに対応するキーボードや、コードジェネレーター、アルペジエイターも内蔵する。
さらに、同社プラグインから移植したエフェクトも満載。ディストーション、コーラス、マルチバンドコンプ、マルチタップディレイ、モーフEQ、フィルター、フェイザー、リバーブが備わっている。
Current永続ライセンスには、340以上のプリセット、180以上のウェーブテーブル、160以上のサウンドを含むファクトリー・コンテンツ・スイートが含まれている上、クラウドベースのコンテンツブラウザー“Stream”を経由し、Current All Accessで随時新しいサウンドが提供されるのも特徴。新しいプリセット、サンプル、ウェーブテーブルが自動で追加される。永続ライセンス購入者は、Current All Accessが1年間無料で利用できる。