sE Electronicsから、特性切り替えが可能な堅牢な作りのバウンダリーマイク、BL8(39,600円)が発売となった。
堅牢な金属製ボディに収められているのは、同社のトップアドレス型コンデンサーマイクsE8と同じ3μm厚の金蒸着1/2インチ径ダイアフラム・カプセル。このカプセルと低ノイズなトランスレスのクラスA回路によってクリアなサウンドを実現しており、バスドラムはもちろん、ピアノやルームマイクの収音も適しているという。
指向特性は上半分に向いたハーフカーディオイドだが、無指向性のsE8 omniカプセル(別売り)との換装にも対応する。
OFF/80/160Hzが選択できるローカットフィルター(−6dB/Oct)、0/−10/−20dBのPADのほか、同社のキック専用マイクV KICKにも採用されているボイシングスイッチを搭載。「フラット」「クラシック」「モダン」を1本で切り替えることができる。
底面のカバー内には取り付け用ブラケット穴も用意。床や壁、天井、グランドピアノのふたなどにもしっかり取り付けることが可能となっている。
また、バスドラムの中にマイクをフロートした状態で設置することができる米Kelly SHUのKelly Shu Flatzには、既にBL8対応マウントが用意されている(sE Electronics輸入物であるフックアップではKelly Shue Flatzは取り扱っていない)。