JBL PROFESSIONALのラインアレイスピーカーのフラッグシップVTX-Aシリーズより、最も軽量でコンパクトなモデルVTX-A6(1,045,000円)が発売された。
大型モデルと共通の素材や構造を採用することで、シリーズで一貫したサウンドを提供。フラットな周波数特性と134dB SPLにもおよぶ最大音圧、110°の広大な水平カバーエリアを、わずか536mmのキャビネット幅で実現している。
質量は19kg以下に抑えられ、設置条件の厳しい会場にも導入可能。スタンドアロンとして小~中規模の音響設備はもちろん、ほかの大型VTX Aシリーズシステムの補完としても活躍し、あらゆる用途で優れたサウンドを届けることができる。
また、VTX-A6に最適な専用サブウーファーVTX-B15(935,000円)、VTX-B15G(770,000円)も用意。VTX-B15はオートロッキング機構を装備したフライング用モデルで、VTX-B15Gはシンプルな設計でコストを抑えたグランドスタック用モデルだ。いずれも2つの磁気回路で2つのボイスコイルを駆動するディファレンシャル・ドライブ方式を採用した15インチ・ドライバー2285Hを搭載している。
さらに、PAシステム全体の設計と設定を劇的に効率化するソフトウェアPerformance Managerや、アレイ構成時のシステム性能を予測するソフトウェアLine Array Calculator、予測から得られた設定値をQRコードを使用して現場で共有するアプリケーションArray Linkも用意。ソフトウェアはシリーズで共通で大型モデルが混在する大規模なシステムも迅速に設計や設定ができる。