YAMAHAは、ポータブルPAシステムSTAGEPASの最小モデルSTAGEPAS 100と、リチウムイオン電池を内蔵したSTAGEPAS 100BTRを6月10日(土)に発売する。どちらもオープンプライス。STAGEPAS 100BTRの内蔵バッテリーは、満充電で最大6時間の使用が可能となっている(充電時間は約2.5時間)。
外形寸法239(W)×310(H)×215(D)mm(ハンドルとゴム足を含む)、重量5.5kg(STAGEPAS 100BTR)というコンパクトかつ軽量でスタイリッシュな筐体と、高品位なサウンドを両立。スピーカーユニットは6.5インチ径ウーファーと1.4インチ径コンプレッションドライバーを同軸で配置し、LF:93W+HF:7Wのバイアンプで駆動する。
また、HFとLFのクロスオーバー(1.8kHz)にはハイエンドシステム譲りのFIRフィルターを採用。このサイズからは想像できないような120dBの音圧と精確な位相特性、自然な高域の分散を実現する。
操作部はフロントパネルに集約。2系統のマイクプリアンプを含む3系統/4ch(モノラル✕2ch+ステレオ1系統)のミキサーを内蔵。INPUT3のステレオ入力はラインとBluetoothオーディオに対応する。Bluetoothオーディオはマルチポイント接続に対応しているので、2台の機器を同時に接続することも可能だ。フロントにはLOW/HIGHのマスターEQも用意されている。
さらに、これらの入力をモノラルミックスした信号を別のスピーカーなどへ出力するXLR端子も備えている。
スタンドは、固定ネジで自由に角度設定が可能。上に向けると持ち運び用のハンドルとして機能する。また、スタンド部をマイクスタンドに取り付けて使用することも可能だ。
アクセサリーとして、専用キャリーバッグBAG-STP100(オープンプライス)もラインナップ。アダプターなどを収容可能なポケットを備え、パッド付のショルダーストラップも付属する。