ポッドキャストやライブ配信などの音声コンテンツ制作を行えるワークステーション/USBオーディオ・インターフェース、TASCAM Mixcast 4(オープン・プライス:市場予想価格76,780円前後)が登場。専用キャリング・ケース(8,800円)と共に9月下旬に発売予定となっている。
Mixcast 4は4系統のXLR/フォーン・コンボ入力と、独立した4系統のヘッドフォン出力を装備。最大4人の音声を同時収録できる。オート・ミキシング機能を備えており、4系統の入力のボリュームを自動的に調整してくれるため、声の音量調整を気にせずに収録を進めることが可能だ。そのほか、BluetoothやUSB、ステレオ・ミニでの外部入力にも対応。ミックス・マイナス機能を使うことで、通話アプリを介したゲストの参加もできる。SDカードに最大14trの音声を録音でき、2ミックスも書き出し可能となっている。
本体には5インチのカラー・タッチ・ディスプレイやフェーダー、ノブ、ボタンのほか、8つのサウンド・パッドもスタンバイ。効果音やタイトル・コールなどを収録時にポン出しをすることが可能だ。また、ボイス・チェンジャーやリバーブなどのエフェクトも搭載しており、サウンド・パッドを使ってリアルタイムに操作することができる。
パソコンと接続することで、14イン/2アウトのUSBオーディオ・インターフェースとして使うことも可能。シンプルな操作性で音声録音&編集が行えるソフトウェア、Podcaster Editorが付属している(Mac/Windows、iOS/iPad OS対応)。ネット・ラジオやポッドキャスト、動画プラットフォームに合わせた音声コンテンツ書き出しオプションを設定できるのも魅力で、MP3やWAVのほか、動画プラットフォームに合わせたイメージ・ファイル付きのMP4もエクスポート可能だ。