PIONEER DJから、2ウェイ・アクティブ・モニター・スピーカーVM-50/VM-70/VM-80(各機種オープン・プライス)が4月8日に発売される。
VMシリーズは、同社のモニター・スピーカーS-DJ Xシリーズを継承。クラスDアンプを搭載し、96kHzのサンプリング・レートで音声信号をDSP処理する。ウーファーには従来機種から30%軽量化したアラミド・ファイバー・コーン振動板を採用し、豊かな中低音の再現が可能になったという。また、リア・ポートには独自開発のボルテックス・アクセラレーターを配置。不要な振動を最小限に抑えることにより、ボーカルや楽器音を忠実に再現するという。
さらに、独自設計の定指向性ホーンを採用。ツィーターのホーン部分とウーファー・コーンの幅を同一にすることで、低域と高域がなめらかにつながるように設計されているという。フロント・バッフルには厚さ4mmのアルミニウム製プレートを採用する。
また、シリーズ全機種にDSP CONTROL機能を搭載。低域と高域で独立したEQノブを持ち、それぞれ4種類の周波数特性パターンから選択可能となっている。そのため、DJプレイ時と制作時など用途や使用環境に合わせて音響バランスを調整することが可能。入力端子は、XLR/TRSフォーン・コンボとRCAピンを搭載する。
VM-50は5.25インチ径のウーファーを搭載し、198(W)×300(H)×265(D)mmで、重量は5.5kg(1基)。周波数特性は40Hz〜36kHzで、最大音圧は107dBSPL。ホワイト・カラーのVM-50-Wもラインナップする。
VM-70は、6.5インチ径ウーファーを搭載。外径寸法は229(W)×341(H)×312(D)mmで、重量は7.7kg(1基)。周波数特性は37Hz〜36kHz、最大音圧は112dB SPLだ。
シリーズ最大となるVM-80は、8インチ径ウーファーを搭載。外径寸法は267(W)×400(H)×325(D)mmで、重量は9.7kg(1基)。周波数特性は34Hz〜36kHz、最大音圧は115dB SPLとなっている。
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