TWO NOTESから、ロード・ボックス/スピーカー・シミュレーターTorpedo Captor Xの16 Ωモデル(オープン・プライス:市場予想価格68,000円前後+税)が登場。これによって、出力インピーダンスが16 Ω固定のギター用パワー・アンプにも対応可能となった。
Torpedo Captor Xは、同社のロード・ボックス/アッテネーターTorpedo Captor に、スピーカー・キャビネット・シミュレーターやIR機能を加えたモデル。専用ソフトを使って、エンハンサーやリバーブなどのエフェクトも使用できる。
また、フロント・パネルに搭載されたPRESETノブでは6種のプリセットを、MIDIコントローラーを接続すれば最大128個のプリセットを瞬時に呼び出すことが可能。外形寸法は128(W)×64(H)×175(D)mm、重量は1.3 kg。使用できるアンプは出力100Wまでとなっている。
Torpedo Captor Xはアッテネーターとしても使えるため、ステージや自宅でも真空管アンプを最大限に生かしたサウンドを小音量で鳴らすことが可能に。またアッテネート・レベルは−20/−38dBの2段階となっている。
Torpedo Captor Xはコンピューターと接続し、同社の専用ソフトを使用することで、キャビネット・シミュレーターやIRなどを細かく設定することも可能。スピーカー・キャビネットとマイキングのシミュレーションを行える専用ソフトTorpedo Wall Of Soundと連携することにより、コンピューター上で32個のバーチャル・キャビネット、8本のマイクから最大2本を選んで自由に配置することができる。
また同社ソフトTorpedo BlendIRを用いて、コンピューター上で異なるIR同士をミックスしたり、微調整や加工も行える。作成したIRをTorpedo Captor X本体に転送することも可能だ。なおTorpedo Captor Xは、最大512個までのIRを本体に保存できる。IRの読み込みは、Torpedo Captor Xをコンピューター上で操作するためのソフト=Torpedo Remoteより行える。
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