坂本龍一
坂本龍一の大型インスタレー ション作品を包括的に紹介する、日本では初となる最大規模の個展「坂本龍一|音を視る 時を聴く」が 東京都現代美術館で12月21日(土)から開催される。
坂本龍一とビル・ラズウェルの共同プロデュースによる1987年の作品『NEO GEO』が、バーニー・グランドマンによるデジタル・リマスタリング&カッティングで新装版としてリリース。37年前に坂本が描いた地図の真価をあらためて探ってみよう。
坂本龍一がオリジナル・テーマを担当した映画『アフター・ヤン』をはじめ、現在上映中の関根光才監督作『かくしごと』や、有村架純/坂口健太郎W主演のNetflixシリーズ『さよならのつづき』(2024年配信予定)など、話題作の劇伴を数多く手掛けるLA在住の作…
アンビエントレーベル、12Kを主宰するテイラー・デュプリー。共にニューヨークを拠点にしていたというだけでなく、音楽的に坂本龍一と共鳴した彼は、連名でのアルバム『Disappearance』(2013年)を制作したほか、ライブでも数多く共演を重ねてきた。
アルヴァ・ノト名義で活躍するカールステン・ニコライ。坂本龍一とは、自身のレーベルNOTONで共作を多数リリースするほか、ライブやインスタレーションも数多く共にした。坂本の著書『僕はあと何回、満月を見るだろう』(新潮社/2023年)で、“親友”と呼ばれ…
タブラ奏者のU-zhaanは、特に2010年代になってから坂本龍一とライブ共演機会が多かった。坂本に代わってラジオ番組のパーソナリティを務めるなど、変わった形での関わりもあったが、「TECHNOPOLIS」「energy flow」などの再解釈やTX系ドラマ『きょうの猫村さ…
クラシック・ギターの弾き語りというスタイルで2010年に19歳でデビューした青葉市子。唯一無二な歌声は坂本龍一を魅了し、ラジオ番組でのセッションやコンサートでの共演など、数は多くないが特別な現場を共にしてきた。その濃密な時間は青葉に何を遺したの…
2009年のツアーでPAを務めて以来、最後のアルバムとなった『12』まで、録音作品やインスタレーションなど多方面でエンジニアとして坂本作品に寄与したZAK。現在もなお、展示や映画などで坂本龍一の音楽に寄り添い続けている。
京都を拠点に活躍するアートコレクティブ=DUMB TYPEの中心人物であり、個人としても優れた映像/舞台作品を作り続ける高谷史郎。21世紀に入ってから坂本龍一が音楽からアートに越境していくに際し、非常に重要なコラボレーターとなった高谷に、坂本との作品…
作曲家/ピアニストの中島ノブユキは、ジェーン・バーキンとの共演を機にパリに拠点を移し、クラシック/ポピュラーのジャンルにとらわれないシームレスな活動を続けている。小学生時代から坂本を師と仰いでいたという中島から見た、坂本龍一の音楽の神髄を…
小山田圭吾は、2004年の『CHASM』への参加や続く2005年の坂本龍一ソロツアーのサポート、さらに2000年代のイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のツアーサポートなどで坂本と共演してきた。ソロアーティスト=コーネリアスとしての側面に加え、ギタリス…
ユーフォニアムとコンピューターに長けた音楽家、ゴンドウトモヒコ。長く高橋幸宏の制作をシンセプログラマーとしてサポートしていた彼は、その流れからHuman Audio Sponge〜HASYMO〜YMOでの坂本龍一とも共演することになる。ステージに立ちながら、YMOの数…
エレクトロニカシーンで頭角を現した後、ホウ・シャオシャンやジャ・ジャンクーらアジアを代表する監督の映画音楽を担当するようになった半野喜弘。近年は映画監督としても活躍しており、2019年の『パラダイス・ネクスト』では坂本龍一に音楽を依頼した。そ…
国内外で活躍を続けるエンジニア、GOH HOTODAは、再生YMO『テクノドン』(1993年)や1990年代の坂本龍一作品のミックスを手掛けていた。共にニューヨークを拠点に活躍していたトップクリエイターの二人の間に、どのようなやり取りがあったのだろうか?
1999年から2005年まで、世紀の変わり目に坂本龍一をアシストしたシンセプログラマー毛利泰士。『御法度-GOHATTO-』のサントラやオペラ版『LIFE』(どちらも1999年)、一大プロジェクト『ZERO LANDMINE』(2001年)などに携わった。その後、2022年『坂本龍一P…
日本を代表するセッションギタリスト佐橋佳幸は、1990年代güt期の坂本作品に多数参加。山下達郎や小田和正など名だたるアーティストをサポートしてきた彼の目から、坂本龍一とのセッションの特別な部分を語ってもらう。
高橋幸宏と鈴木慶一のレーベル、T.E.N.Tのオーディションを契機に、ソロアーティストとして1988年にデビューした高野寛。1994年、『Sweet Revenge』の「君と僕と彼女のこと」への参加を経て、高橋の後押しもあって続く坂本龍一のワールドツアーへギタリスト…
布袋寅泰をはじめ多くのアーティストを支えるシンセプログラマーとしての活動に加え、作編曲やメンバーとして参加するバンドでも活躍中の岸利至。大学在学中にオフィス・インテンツィオに入社し、坂本龍一のサポートを務めることになったのがキャリアのスタ…
1980年代末にニューヨークへ渡り、デヴィッド・モラレスやフランキー・ナックルズと共にDef Mix Productionsの一員として活動を行っていたSatoshi Tomiie(富家哲)。渡米して間もないころ、坂本龍一から声がかかり、『Heartbeat』(1991年)に参加すること…
1990年にディー・ライトのメンバーとして全米デビューしたTOWA TEI。「グルーヴ・イズ・イン・ザ・ハート」が大ヒットして一躍時の人となったが、実は坂本龍一が1980年代にレギュラー出演していたNHK-FMの番組『サウンドストリート』の人気コーナー、「デモ…
『エスペラント』(1985年)から坂本龍一作品のエンジニアを務め、主にミディ期の制作を支えた滝瀬茂。その後、EPICソニーでの制作ディレクターを経て、現在はソニー・ミュージックレーベルズのアナログ専門レーベルGREAT TRACKSでプロデュースを担当。もち…
『耳をすませば』『猫の恩返し』『日常』『窓際のトットちゃん』など数多くの映像作品で音楽を手掛ける野見祐二も、坂本龍一に見出された一人。自身のプロジェクト“おしゃれテレビ”の同名アルバムを坂本がミディ内に興したSchoolレーベルからリリースしたほ…
パール兄弟での活動と並行して、セッションギタリストとしてキャリアを重ねていた窪田晴男。東京ニューウェーブシーンで活躍していた彼が、坂本龍一に抜擢されたのは『未来派野郎』(1986年)のレコーディングセッションだった。
1980年代初頭、YMOのアシスタントエンジニアだった飯尾芳史。細野晴臣『フィルハーモニー』がメインエンジニアとしてのデビュー作、後年では高橋幸宏関連の諸作に関わっていたことで知られるが、1990年代以降、坂本龍一の日本でのセッションに携わることも多…
サウンド&レコーディング・マガジン2024年5月号では、昨年3月28日に逝去された坂本龍一さんの没後1年のタイミングに合わせ、「坂本龍一〜創作の横顔」と題した追悼特集を掲載します。坂本さんと共演/共作をしたミュージシャン/クリエイターや、制作を支え…
ヤマハは、3月13日(水)から28日(木)まで『坂本龍一のピアノ展/Ryuichi Sakamoto and the Piano』をヤマハ銀座店にて開催する。これに先駆けて、『LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999』のために製作Opera Pianoを同じくヤマハ銀座店で3月1日から展示する。
NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]で開催中の『坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア』に関連して,坂本龍一追悼コンピレーション『Micro Ambient Music』をライブイベントとして体験するコンサート『Micro Ambient Music Festival』が…
昨年、ブライアン・イーノをキュレーターに迎え好評を博した展覧会『AMBIENT KYOTO』が今年も開催。坂本龍一+高谷史郎、コーネリアス、バッファロー・ドーター、山本精一という4組が展覧会に参加し、音・映像・光を用いて、それぞれが独自の“アンビエント”…
2024年12月から翌2023年3月にかけて、東京都現代美術館で、坂本龍一の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、日本では初となる最大規模の個展が開催されることとなった。
京都にてアンビエントをテーマにした展覧会『AMBIENT KYOTO 2023』が開催される。坂本龍一、高谷史郎、 コーネリアス、バッファロー・ドーター、山本精一による作品が出展。さらに10月13日(金)と14日(土) は、テリー・ライリーのライブが東本願寺・能舞…
国内外のアーティスト41名が参加した坂本龍一追悼コンピレーション『Micro Ambient Music』がBandcampで3ヵ月限定で公開された。Bandcampにて全試聴可能で、ダウンロードにて販売。公開期間は2023年7月13日(木)〜 2023年10月31日(火)
坂本龍一は、サウンド&レコーディング・マガジンにとって、創刊号の表紙を飾った特別な存在であり、現在に至るまでの40年以上、多大なる影響を受け続けてきたアーティスト。その功績に感謝の意を表すべく、編集部において坂本龍一関連の記事を最も多く手掛…
坂本龍一さんの追悼企画「坂本龍一〜サウンドの探求者が見つけたもの、私たちがなすべきこと」では、40年を超える『サウンド&レコーディング・マガジン』の記事の中から、坂本さんの発言とサウンドを追いました。そこで参照されたものを含むバックナンバー…
6月21日(水)〜25日(日)、坂本龍一が追い求めた“サウンドとノイズ、ミュージックの境目”についてのアプローチを体感できる5つの映像作品の上映イベント『映像で振り返る21世紀の坂本龍一~Experimental編』が、御茶ノ水RITTOR BASEで開催される。
6月21日(水)〜25日(日)、坂本龍一が追い求めた“サウンドとノイズ、ミュージックの境目”についてのアプローチを体感できる5つの映像作品の上映イベント『映像で振り返る21世紀の坂本龍一~Experimental編』が、御茶ノ水RITTOR BASEで開催される。
2002年に小社リットーミュージックより刊行されたムック『坂本龍一の作曲技法』。ファンからの声に応える形で、初版刊行から21年にして重版が決定した。
2023年1月17日にリリースされた坂本龍一のアルバム『12』は、特設Webサイトにて本人により次のように綴られている。その一部を抜粋させていただく。 “折々に、何とはなしにシンセサイザーやピアノの鍵盤に触れ、日記を書くようにスケッチを録音していった。…
坂本龍一の2020年最後のピアノ・コンサート『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020』が、12月12日(土)、配信サービスMUSIC/SLASHにてオンラインで開催される。 激動の2020年を締めくくるピアノ・ソロ 坂本は今年、日本で緊急事態宣言が発令される…
『サウンド&レコーディング・マガジン』のバックナンバーから厳選したインタビューをお届け! 創刊号(1981年)から、表紙を飾った坂本龍一『左うでの夢』の取材をWeb化いたしました。YMOのメンバーとして活動している中でリリースされた、ソロ3rdアルバム…