オーディオ・インターフェース特集2022“ステップ・アップの1台”では、10万円以内で購入できる10製品を紹介。今回は、2イン/2アウトのUNIVERSAL AUDIO Apollo Soloです。
UNIVERSAL AUDIO Apollo Solo
Apolloシリーズの中で、最もシンプルな2イン/2アウトのオーディオI/O。本機はHeritage Editionとして、PULTECやTELETRONIXなどのUADプラグイン・コレクションを9タイトル収録している。
価格(Heritage Edition):オープン・プライス(市場予想価格:95,700円前後)
Input/Output:2イン/2アウト
●アナログ入力:マイク/ライン入力×2(XLR/TRSフォーン・コンボ)、楽器(Hi-Z)入力 ●ファンタム電源:入力ごとにオン/オフ ●アナログ出力:ライン出力×2(TRSフォーン) ●ヘッドフォン出力:ステレオ・フォーン
Specifications
●接続:Thunderbolt 3 ●ビット/サンプリング・レート:最高24ビット/192kHz ●外形寸法:179.9mm(W)×46.7(H)×121.1(D)mm ●重量:630g
Requirements
●Mac:macOS 10.14、10.15、11、12 ●Windows:Windows 10、11(64ビット) ●共通:10GB以上のハード・ディスク空き容量
往年のサウンドをエミュレートしたかけ録りが可能
ビンテージ・マイクプリやギター・アンプなど、さまざまなスタジオ機材を再現したUADプラグインを併用し、音作り可能なオーディオI/Oです。その音作りは“UNISON”という独自の仕組みで行われ、音をただ変化させるだけではなく、スタジオ機材の入力部の抵抗値などオリジナルと同様の特性を再現。徹底的にリアリティを追求したシステムです。本機の“Heritage Edition”は、リバーブやリミッターなどのプラグインがあらかじめ付属するお得なパッケージとなっています。
しかし、注目すべきはUADプラグインだけではありません。シンプルな筐体にはローカットや位相反転スイッチなど、実際のスタジオにあるマイクプリと同様のスイッチを用意。またファンタム電源も、オンにしてから徐々に電圧が上がる仕様で、コンデンサー・マイクに突然負荷がかからないようにする配慮が見られます。スタジオ機材の特徴をソフトにもハードにも詰め込んだオーディオI/Oです。
製品情報