ヤマハは、遠隔地にいる相手とオンラインで低遅延かつ高音質のリモート合奏を楽しめるサービス、SYNCROOM(シンクルーム)」のアプリケーションデザインをリニューアルし、ルームの作成/入室管理の仕組みといったの機能をアップデートしたVer.2.0(デスクトップ版)を6月11日に公開した。ルームとは、一緒にセッションをする人たちが集まるSYNCROOM上の“仮想の部屋”のことを指す。なお、モバイル版のSYNCROOM Ver.2.0 は今夏頃公開予定となっている。
SYNCROOM Ver.2.0の新機能と改善点
SYNCROOM Ver.2.0では、リモート合奏をより快適に楽しむためにデザインを一新。画面の操作性が大幅に向上した。また、ユーザーの要望に応え、1ルームの接続上限を5拠点から6拠点に拡大し、ルーム連結機能を利用することで最大12拠点での接続が可能になっている。
さらに、新たに追加された“MY ROOMS”機能によって、事前にルームを作成して保存/公開することができるようになった。これにより、ユーザーは参加したいルームを簡単に見つけられ、ルーム作成者はルーム情報を事前に仲間と共有できるため、新しい使い方が可能になる。
アニメ『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!』との期間限定コラボも開催
6月11日から、SYNCROOMはアニメ『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!』との期間限定コラボレーションを開始した(終了時期は2024年夏頃を予定)。人気キャラクターのアイコンをユーザーアイコンに設定できるほか、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の人気楽曲でセッションを楽しむことが可能だ。ファン同士ならではのリモート合奏を、この特別な機会にぜひ体験してほしい。
また本イベント期間中、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』関連楽曲の利用(リモート合奏)については、ヤマハが一括でJASRACに申請を行う。該当楽曲の詳細は、以下のページで確認できる。
SYNCROOMとは
SYNCROOMは、オンライン上で複数のユーザー(最大6拠点)がリモート合奏を行えるサービス。YAMAHAの独自技術により、オーディオデータの遅延を極限まで抑え、遠隔地間でも違和感のない快適なオンラインセッションを実現するという。アプリケーションをインストールしてアカウント登録をするだけで、誰でも無償で利用可能となっている。