音楽制作ツールの使いこなしをレクチャーするオンライン動画セミナー『サンレコ クリエイティブデイズ』が開講! 制作に役立つTips満載の3本の動画が、サンレコ公式YouTubeチャンネルで公開された。
『Genelec GLMだから「正確なモニター音」が手に入る』では、Genelecの音響補正システムGLM(Genelec Loudspeaker Manager)の魅力と活用方法を紹介。ヒップホップやR&Bのミックス/マスタリング、イマーシブ制作などを行うエンジニアのmurozoが、活動拠点のmurolab(ムロラボ)で実演&レクチャーを行った。
【動画】Genelec GLMだから「正確なモニター音」が手に入る by murozo
講師:murozo
部屋に合わせた的確な調整で一環した音質を提供してくれる
現在murolabでは、4インチ径ウーファー+3/4インチ径ツィーターを搭載する8320Aとサブウーファーの7350Aで7.1.4chのシステムを構築している。Genelecのモニター・スピーカーを愛用する理由について尋ねると「レコーディング・スタジオでも導入されていることが多く、聴き慣れていて安心、信頼しているから」と回答。
その音響補正に欠かせないのがGLMだ。GLMを使うメリットに関しては「スピーディーかつ高精度に音響が補正でき、部屋の形状や聴取位置に応じて的確に調整することで、一環した音質を提供してくれる」と話す。
動画中盤では、キャリブレーションを実演。測定用マイクの立て方についてポイントを押さえながら解説した後、8320A RAWフィニッシュを2台使ったステレオ2ch環境でのキャリブレーションを行った。全工程がわずか数分で完了する“スピーディー”な測定を、動画を見ながらぜひ体感していただきたい。
続いては、サブウーファー(7350A)を加えた2.1chのキャリブレーションを題材に、詳細な解説を進行していく。GLMのキャリブレーションは、レイアウト/グループ/AutoCal/AutoPhaseの4段階で構成。各設定項目は、基本的にGenelecの推奨設定がデフォルトとなっているため、変更しなくても問題ないが、より詳細な設定を行いたい場合は動画内での各項目の解説を参照のこと。
後半は、測定結果の活用方法を紹介。「測定結果がスタートだと考え、より良い環境、好みの状態に持っていくことができます」とmurozoが話すように、好みに合わせたカスタマイズも可能だ。さらに測定結果の詳細なレポートがE-Mailで届く新機能“GRADEレポート”も必見。ホーム・スタジオからプロの現場まで、あらゆる環境に“正確なモニター音”を提供するGLM。その実力をぜひ動画で確かめてほしい。