Slate DigitalのInfinity EQがバージョン2にアップデート。ダイナミックEQなどの新機能を搭載

Infinity EQ 2

 Slate DigitalのプラグインEQ、Infinity EQが、Infinity EQ 2(33,880円)へアップデートした。

 Infinity EQ 2は、前モデルにも備わっていたローシェルフ/ハイシェルフでQ値とEQカーブ全体の上げ下げが同時に行える“ダブルQ”や、複数のEQバンドをリンクさせてゲインを同時にコントロールできる“グルーピング機能”などを継承しつつ、後述する新機能を追加。Mac/Windowsで動作し、AAX/AU/VST2&3プラグインに対応し、前モデルのユーザーは無償でアップグレードが可能だ。

入力信号にリアルタイムで反応するDYNAMIC FILTERS

DYNAMIC FILTERS

 Infinity EQ 2は、DYNAMIC FILTERSを新搭載。この機能により、設定したEQカーブに対して入力信号がスレッショルドを超えた際、コンプレッションやエクスパンションを適用することが可能となった。またノッチ/チルト/バンドパスという3種類のフィルターを備えたことにより、多様な音作りも実現できるという。

2つの異なるスピードでダイナミック処理ができるTWO TIMING MODES

TWO TIMING MODES

 さらにInfinity EQ 2は、SmoothとTightの2つのモードでダイナミックEQの動作反応を調整できる機能、TWO TIMING MODESも新たに搭載。Smoothモードはリリースの動作が遅いため自然な音響処理が可能で、Tightモードはトランジェントに対して敏感に反応するため、ディエッシングやアタックの速い信号に対して最適だという。

 

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