ライブやイベントなどSRの現場で高い支持を得ているYAMAHAのパワードスピーカーDHRシリーズと、パッシブスピーカーCHRシリーズのラインナップが拡充された。新たに加わったのは、DHR15M、DHR12、CHR15M、CHR12の4モデル(いずれもオープンプライス)。7月にリリースされる。
DHRシリーズ、CHRシリーズ共に、フロアモニター用途に適した同軸コンプレッションドライバー採用の15インチモデルと、メイン用途や固定設備に適した2ウェイタイプの12インチモデルが加わった形。両シリーズのエンクロージャーや主要コンポーネントは共通仕様となっており、いずれも木製合板を使用し、優れた耐傷性を誇るポリウレア塗装が採用されている。
DHR15M/DHR12
DHR15M/DHR12は、いずれも高効率なClass-Dアンプを搭載し、1,000Wの最大出力を実現。内蔵ミキサーには2つの入力チャンネルを備え、ch1は、XLRとTRSフォーンのコンボジャック、マイクやライン入力信号のどちらも入力が可能となっている。ch2はXLRとTRSフォーンのコンボジャックのほかに、音楽プレーヤーのような入力ソース用にRCAピンジャックを装備。また、各チャンネルをミックスする“CH1+2MIX”と、信号をチャンネル1にのみ制限する“CH1 THRU”を選択できる仕様だ。
CHR15M/CHR12
CHR15M/CHR12は、最適なDSP設定をプリセットで搭載したパワーアンプPXシリーズ、または互換性のあるシグナルプロセッサーと組み合わせることで、ダイナミクスや音の再現性をキープしながら、スピーカーの最大性能を発揮できる。