Pioneer DJブランドを手掛けるAlphaThetaが、社名を冠した新ブランドを始動させ、ポータブルオールインワンDJシステムOMNIS-DUO(231,000円)を2月15日にリリースする。
2つのデッキとミキサー、タッチスクリーンを搭載しながらも、71(H)×500(W)×307(D)mmというコンパクトなサイズを実現。充電すれば約5時間連続で使用できるバッテリーを備え、ECO MODEを利用すればバッテリーの消費を抑えることも可能だ。
楽曲はUSBデバイスやSDカードを介して読み込むほか、Wi-Fi機能によりパソコンやスマートフォン、クラウド上の楽曲にもアクセスできる。さらに、Bluetooth音声入力にも対応しており、Bluetooth対応デバイスで楽曲を再生すれば、その音声をOMNIS-DUOのミキサー部に入力でき、ボリューム調整/EQの調整/エフェクトの追加などが可能。Bluetooth Playback機能を利用すれば、Bluetooth入力された音声のテンポ変更/HOT CUE設定/スクラッチも実現できる。
また、Mac/Windows接続用のUSB-C端子も搭載し、rekordbox for Mac/WindowsのPERFORMANCEモードもコントロール可能。2024年夏ごろにはSerato DJ Liteのコントロールにも対応する予定となっている。
出力はRCAとXLRのほか、同社のオールインワンDJシステムとして初めてBluetooth音声出力機能を搭載。バッテリー内蔵のBluetoothスピーカーを使って気軽に屋外でのワイヤレス再生が楽しめる。
また、AlphaThetaからはOMNIS-DUOと同時にバッテリー内蔵ワイヤレススピーカーWAVE-EIGHTも発売される予定。同機はワイヤレスの遅延問題を解消する技術を搭載しており、OMNIS-DUOとの組み合わせで本格的なワイヤレスDJプレイを行える。