UVIは、シンセとサンプラーのハイブリッド型ソフト音源Falcon Version 3をリリースした。UVIストア通常価格349ドル/ユーロ、国内通常価格52,000円のところ、11月5日(日)まで199ドル/ユーロ、30,000円の特別価格で販売される。Mac/Windows対応で、スタンドアローンまたはAAX/AU/VST2&3プラグインとして動作。また従来バージョンのユーザーは無償アップデートが可能だ。
Falcon 3には、シンセオシレーターにビンテージ・ボーカルシンセをトリビュートしたVOSIM、 バーチャルの弓と弦を用いたBowed String、マルチレイヤーエキサイターとレゾネーターバンクで構成され たHarmonic Resonatorsが追加。オシレータータイプは合計20種となった。
また、新エフェクトとして光学式コンプレッサーを物理モデリングしたOpal、シンセフィルターのLadder、独自のトランジェントシェイパーのDispersor、エフェクト版のHarmonic Resonatorsが加わった。これらを含めたエフェクトは総計100種を超える。
Node Arp、Motion Grid、Snowflakesなどイベントプロセッサーも増強。MPEサポートの改良やMIDI OUTによる外部音源のコントロールも可能になっている。
さらにワークスペースをはじめとする新しいワークフロー機能、プログラムテンプレート、スタートアップスクリーンなどのユーザーインターフェースも向上。付属の音色ライブラリーも完全再構築され、プリセットは1,500以上に拡充された。
新Expansionも2種類リリース
Falcon 3のリリースに併せて、新しいFalcon Expansionもリリース。 Modular Noiseは、ユーロラック・モジュラーシンセによる複雑なノイズサンプルから作成された100のプリセットを収録。するOrganic Padsは、Light、 Dark、Mystical、Natureにカテゴリ分けされた100種類のプリセットを用意し、サンプル、シンセ、ノイズ、テクスチャーという4つのソースをXYコントロールで操ることができる。
Falcon ExpansionはUVIストア価格各39ドル/ユーロ、国内価格6,000円だが、Falcon 3の発売を記念して11月5日(日)まで、2タイトルを1タイトル分の価格で購入することができる。