RAMSAのデジタルミキサー WR-DX200&パワーアンプ WP-DD124〜Dante対応版もあり

 

 パナソニック コネクトは、RAMSAブランドの会議/講義室用途向けデジタルミキサーWR-DX200(オープンプライス)、デジタルパワーアンプ WP-DD124(価格は下に記載)を11月に発売する。リアル会場とオンラインをつなぐハイブリッド型の会議や講義において、明瞭な音声によるストレスのない円滑なコミュニケーションの実現を目的としている。また、どちらもアナログ入力モデルとDante対応版の2タイプが用意される。

WR-DX200

アナログ入力モデルのWR-DX200(上)と、Dante入力モデルのWR-DX200DAN(下)

 

 WR-DX200は、ミキサーとプロセッサーの機能を1Uサイズに集約。操作はオプションのフェーダーユニットWR-PU200(オープンプライス)か、APPLE iPad対応のアプリから行う。プロジェクターの電源オン/オフ、シャッターの制御など映像機器の簡易操作も可能で、会議や講義の運営を円滑に行える。

フェーダーユニットWR-PU200

映像関連機器との連携も可能

 また、オプションのエコーキャンセラーユニットWR-PC200の装着により、リアル会場とオンラインでお互いの音声がかぶってしまうダブルトークに対処。エコーを極限まで低減しながら、ダブルトークの状況下においてもお互いの音声がつぶれることなく、常にクリアな音声での双方向コミュニケーションを実現するという。

 

 アナログ入力はモノラル×8系統、ステレオ×4系統。アナログ出力はモノラル×8系統、ステレオ×2系統を用意する。このほかUSBで接続したコンピューターとステレオ入出力が可能。またDante対応モデルWR-DX200DANはDanteから各16ch分の入出力ができる。内部の入力チャンネル数は32、出力バスとマトリクスはそれぞれ16。

WP-DD124

WP-DD124(上)とDante対応のWP-DD124DAN(下)

 4chパワーアンプのWP-DD124は、ローインピーダンス/ハイインピーダンス切替対応でフレキシブルにスピーカーの選択が可能。1Uサイズで最大4台まで重ねてラックマウントができ、収納効率にも優れる。高効率のクラスD増幅回路とスイッチング電源の採用で電力損失を大幅に低減。同社従来機種と比べ消費電力を約22%削減している。

 

 アナログ入力モデルのWP-DD124は312,400円、Dante入力モデルのWP-DD124DANは403,700円。定格出力は120W(4/8 Ω)×4。

Dante対応モデルでのセットアップ例

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