国産のWindows用DAWソフト、Abilityの最新バージョンAbility 4.0 ProとAbility 4.0 Element(ともにオープン・プライス)が5月27日に発売となる。Ability 4.0 Proの市場予想価格は、パッケージ版が59,400円前後、ダウンロード版が45,100円前後。Ability 4.0 Elementsはパッケージ版が36,300円前後、ダウンロード版が26,950円前後。どちらもアカデミック版や、他社ソフトからのクロスアップグレード版も用意される。
2022年4月11日以降にAbility 3.0の初回アクティベーションを行ったユーザーは、同グレードのAbility 4.0へ無償でアップデート可能だ。
Ability 4.0では、より柔軟で視認性が向上したワンウィンドウ・モードによるスムーズな操作体系をサポート。クリアでパワフルなサウンド・メイクを可能にするミキサーとミキサー・インスペクターを搭載する。自社開発のGM2対応16パートマルチティンバー音源AMSをはじめ、Ability 4.0 Elementsには4種類、Ability 4.0 ProにはIK MULTIMEDIA Modo Drum 1.5 SEなど13種類のVSTインストゥルメントを収録する。
MIDIのコントロール情報がMIDIノートにひも付き、ノートの移動にも追従するノート・エクスプレッション・エディター、任意のパラメーターをノブやフェーダー、ボタンとして画面に並べられるVコントローラー、選択したMIDIノートを対象とするシャッフル機能などを追加している。楽譜作成ソフトとのやり取りに使用するMUSIC XML、他社DAWとのオーディオ・データのやり取りを用意するAAFにも対応する。