伝統のアウトボードやUADプラグイン・システム、オーディオ・インターフェースのApollo/Voltなどで知られるUNIVERSAL AUDIOから、多くのマイクが発表された。国内取扱元フックアップでは日本語ので速報をニュースとして公開している。詳細は日本での発売情報が発表されてからとなるが、まずはラインナッツと発売時期を紹介しよう。
Standard Series
手軽に良い音で収音できるように生み出されたシリーズ。ポッドキャスト/放送収録からボーカルや楽器のレコーディングまで想定したダイナミック・マイクSD-1が発売に。追って、ペンシル型コンデンサー・マイクのステレオ・ペアであるSP-1も今夏発売となる。
Sphere L22モデリング・マイク
TOWNSEND LABSからリリースされていたモデリング・マイクのSphere L22が、UNIVERSAL AUDIOから継続発売(オープン・プライス:市場予想価格179,300円前後)。UAD/AAX DSPプラグインと組み合わせることで、34種類のマイク特性を再現することができる。また、2枚(表/裏)のダイアフラムの信号を独立出力できるため、録音後に指向性をコントロールしたり、1本でステレオ録音することも可能となっている。
UA Bock Series
カリフォルニア州サンタクルーズのハンドメイド・マイク・ブランドBOCK AUDIOを率いてきたデイヴィッド・ボック氏が、同社とともに2020年、UNIVERSAL AUDIOへ合流。今秋にハンドメイドのプレミアム・マイクとして、UA Bock Seriesのコンデンサー・マイク×3製品が発売予定。いずれもラージ・ダイアフラムで、FET増幅回路を持つUA Bock 187、真空管マイクのUA Bock 167がUA Bock 167がアナウンスされている。