BLACK LION AUDIOから、ビンテージ機材にインスパイアされたモノラル・プリアンプ&EQのEighteen(オープン・プライス:市場予想価格121,000円前後)が発売された。
プリアンプ部はマイク/ライン・レベルを切り替え可能で、48Vファンタム電源や位相反転スイッチ、80Hzのハイパス・フィルター、10kHzのローパス・フィルターなどを装備。コンポーネントとして、CINEMAG製の入出力トランスやディスクリートOPアンプBLA1831を搭載し、滑らかでありながらパンチーなサウンドを生み出すという。ビンテージ・スタイルだが、低ノイズに設計されているのも特徴だ。
EQ部は、本機のために作られたCINEMAG製のインダクターを備えるパッシブ型。目的の帯域を同時にブースト&カットすることで、ローエンドとハイエンドの存在感にフォーカスした音作りが行えるという。出力音量ノブにより得られるハーモニック・サチュレーションは、サウンドにリッチな色合いを添えるだろう。