SPECTRASONICS Omnisphereの拡張音源Sonic Ex Tensionsが発表された。オリジナル・エフェクトを搭載する4種類のマルチサンプリング音源Undercurrent、Nylon Sky、Unclean Machine、Seismic Shockが新たに登場。いずれもOmnisphere 2.8以上が必要となる。
Undercurrent
Undercurrentはダークなエレクトロニック・ミュージック制作に向けたツール。画面に設置されたEQ、コンプ、リバーブを駆使して多様なサウンドを生み出すことができる。合計音数は2,210、シーン数は1,860、パッチ数は372、音源数は350で、容量は全体で7.1GBとなっている。
Nylon Sky
アンビエント・アコースティック・ギター音源。ナイロン・ギターをベースに製作されており、内蔵エフェクトのSky FXとOmnisphereの音色を組み合わせることで、アンビエントでオーガニックなサウンドに仕上がるという。アルペジエーターを活用すれば、リアルなストラミング・パターンを作り出せるのも特徴だ。合計音数は323、シーン数は285、パッチ数は57、音源数は38で、容量は全体で10GB。
Unclean Machine
OmnisphereのRetrolandカテゴリーを発展させたローファイ・サウンドの拡張音源。2,000種類以上のサウンドとエフェクトのUnclean FXを搭載し、ノスタルジックな雰囲気を醸し出すのに最適だという。合計音数は2,070、シーン数は1,860、パッチ数は372、音源数は210で、容量は全体で3.6GBとなっている。
Seismic Shock
Seismic Shockでは、内蔵エフェクトのSeismic FXを併用することで、鼓動感のあるリズムなどを生み出せるという。現代的なプロダクションに対応するパワフルなサウンドを収録し、合計音数は1,986、シーン数は1,820、パッチ数は364、音源数は137。容量は全体で3.4GBとなっている。