LAB.GRUPPENから、Dante接続に対応した2chのクラスDパワー・アンプ=FADシリーズが登場。商業施設や会議室に向けたもので、出力60W×2のFAD602(88,000円)、120W×2のFAD1202(94,600円)、240W×2のFAD2402(102,300円/写真)の3機種をラインナップしている。
“Direct Drive Constant Power Technology”を採用し、各チャンネルの出力段でローインピーダンス接続(4Ω/8Ω)とハイインピーダンス接続(70V/100V)の両方が可能。後者については70Vの場合、インピーダンスがFAD602で82Ω、FAD1202で41Ω、FAD2402で20Ω。100Vの際はFAD602で166Ω、FAD1202で82Ω、FAD2402で41Ωとなっている。国際エネルギースタープログラムVer.3.0(オフィス機器の国際的省エネルギー制度)の認証を取得しており、消費電力(1/8定格出力@4Ω)はFAD602が50W、FAD1202が70W、FAD2402が120W。冷却システムとしてファンレスの自然冷却を採用している。
出力段には80Hzのハイパス・フィルターを搭載。外形寸法は218(W)×44(H)×280(D)mm、重量は2.6kg。さまざまな設置条件に対応するブラケットを付属し、オプションにイーサーネット接続の壁取り付け用ボリューム・コントローラーCRC-VUL(白/黒共に8,800円/1台)が用意されている。