デジタル・オシレーターとアナログ・フィルターを組み合わせたハイブリッド方式のコンパクトなシンセサイザーARTURIA MicroFreakに、ボコーダーを追加搭載したMicroFreak Vocoder Edition(45,000円)が登場。10月10日から発売が開始される。Web予約販売は10月2日(金)12:00より。国内販売数は限定100台。
ボコーダーは16バンド仕様で、グースネック・マイクも付属(マイクの単体販売も予定)。従来のMicroFreakもファームウェアのアップデートによってこのボコーダーを追加搭載可能となるが、このVocoder Editionは従来のブラックとは異なるホワイト・カラーを採用しているのも特徴となっている。
MicroFreakは14種類のデジタル・オシレーターと、−12dB/Octのマルチモード・アナログ・フィルターを組み合わせたモデル。ADSRエンベロープ、テンポシンク可能なLFOに加えて、LFOのような周期的変化を生み出せるサイクリング・エンベロープも搭載し、モジュレーション・マトリクスで複雑なルーティングを生み出すことができる。
モノフォニックを基本に、最大4ボイスのパラフォニックで使用することも可能で、ワンキーでコード演奏を行うコード・モードも備える。
そのほかアルペジエイターや64ステップ・シーケンサー(プリセットごとに2パターン+4オートメーション)も実装。キーボードは25鍵仕様の静電容量式を採用し、ポリフォニック・アフタータッチにも対応する。同じく静電容量式タッチ・ストリップや視認性の高い有機LEDディスプレイも装備している。
付属のグースネック・マイクはエレクトレット型で、ヘッドフォン端子に装着。そのため、ヘッドフォン端子を分岐するアダプターも装備する。
MicroFreak(通常版)製品情報
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