AKAI PROFESSIONALからスピーカー内蔵のスタンドアローン・マシンMPC LIVE IIが登場

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 AKAI PROFESSIONALより、MPC Live II(オープン・プライス/市場予想価格:125,454円前後+税)が発表された。5月28日発売予定。

 

 コンピューターを使わずに本体のみで使用できるスタンドアローン・タイプのMPC。サンプルを元に、ベロシティ対応の16個のドラム・パッドやシーケンサーを使ってトラック制作が行える。また、MPC Software(Mac/Windows対応)と連携し、そのコントローラーとしても使用できる。リチウム・イオン・バッテリーを搭載し、電源なしで連続最大5時間のバッテリー駆動も可能だ。

 

 MPCシリーズでは初となるステレオ・スピーカーを内蔵。スピーカーのオン/オフはリア・パネルにあるスイッチで切り替えることができ、別途モニター・スピーカーを接続しての使用も可能となっている。

 

 そのほか、前モデルMPC Liveとの変更点としては、CV/GATE出力(TRSミニ×4系統=計8出力)を装備し、モジュラー・シンセなどとの連携が強化された。また、MIXボタン、NEXT SEQボタン、STEP SEQボタン、TIME CORRECTボタンを新たに搭載。今までは7インチ・タッチ・ディスプレイ内でのみ操作可能となっていた各機能がダイレクトにアクセス可能となった。リア・パネルに備えられていたマスター・ボリュームのノブも、パネル左上に移動している。 

 

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 従来のMPC Live同様、7インチのフルカラー・マルチタッチ・ディスプレイを搭載。アウトプットは、ステレオ出力(TRSフォーンL/R)を3系統とヘッドフォン出力(ステレオ・フォーン)を備える。インプットはステレオ・ライン入力(TRSフォーンL/R)とフォノ入力(RCAピン)を実装。MIDI IN、OUTは各2系統備えられている。USB A×2基、USB B×1基はいずれもUSB 3.0に対応。USB A端子にはUSBメモリーのほか、ほかのMIDIコントローラーなども接続することができる。また、Bluetooth MIDIでのワイアレス接続にも対応。ストレージ用のSDカード・スロットも装備する。内部ストレージは16GB。SSD/HDDを格納できる2.5インチSATAドライブ・ベイも用意されている。

 

 また、同時にMPC Softwareのバージョンも2.8へとアップデートされた。大きな変更点はMIDI Multi機能の追加。USB MIDIクラスに準拠した機器の複数同時接続に対応し、これらのルーティーングはもちろん、MIDIレイヤリングも可能となった。なお、MPC Software 2.8は、MPC Live/MPC Live II/MPC One/MPC Xユーザーに無償で提供される。

AKAI PROFESSIONAL MPC Live II

オープンプライス

(市場予想価格:125,454円前後+税)

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SPECIFICATIONS ●パッド:16個、ベロシティ、感圧式パッド、RGBバックライト●バンク数:8●ストレージ16GB(SATA接続で拡張可能)●入出力端子:ライン入力(TRSフォーン端子)×2、ライン出力(TRSフォーン端子)×6、ステレオヘッドフォン出力(フォーン端子)、MIDI IN×2、MIDI OUT×2、ステレオCV/Gate出力端子×4、Ethernetリンクポート、USB Type-A ポート×2、USB Type-B ポート、SD カードスロット●外形寸法:412(W)×46(H)×244(D)mm●重量:3.4kg

 

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