空間オーディオの潮流
世界的に活躍するエンジニアのGOH HOTODA氏は昨年、熱海に構えたプライベート・スタジオをDolby Atmos対応にリニューアル。ここでミックスしたNOKKOの配信ライブ『廃墟の夜~spin-off episode 1~』をDolby AtmosミックスでU-NEXTから配信した。既にスタジオ作…
サカナクションの作品にはインディーズ時代から携わり、現在はライブでのマニピュレートまで担当する浦本雅史氏。ライブ会場で6.1chサラウンドを実現した『834.194』のBlu-rayでDolby Atmosミックスを氏が手掛けたことは、昨年4月号で詳しく紹介した。それ…
沢口真生氏と並んで、放送の世界を中心にサラウンドの実践に長く身を投じてきた入交英雄氏。WOWOWで3Dサウンドの研究に従事しながら、最近では2015年に上演された冨田勲作品のオーケストラ公演を、『源氏物語幻想交響絵巻 Orchestra recording version』とし…
2000年にTLC『ファンメール』でグラミー受賞。そのほかアッシャー、P!NK、クリス・ブラウンなどの作品に携わってきたエンジニアのカールトン・リーン氏。近年は日本に拠点を置いている彼は、新進気鋭のシンガー・ソングライターAlisaのデビューEP『BOUNDARIE…
自身のXylomania StudioにDolby Atmosルームを設け、Official髭男dismのライブ映像作品をはじめライブ配信でのDolby Atmosミックスも多数手掛けてきた古賀健一氏。Official髭男dismのアルバム『Editorial』(CD+Blu-ray)に収録された2作目のDolby Atmosラ…
サラウンド録音やハイレゾ録音の名手として名前が挙がる深田晃氏。ポップスからジャズ、クラシック、映画音楽までさまざまなジャンルを手掛ける氏は、新日本フィルハーモニー交響楽団『ベートーヴェン生誕250年記念配信演奏会』(U-NEXT)でDolby Atmosミッ…
ここからは、既にDolby Atmosミックスに取り組んでいるエンジニア諸氏に、そのポイントを伺っていく。まずは1980年代、NHKにエンジニアとして在籍していた当時からサラウンドを手掛けてきたMick Sawaguchiこと沢口真生氏。昨秋自身のUNAMASレーベルからDolby…
ここではDolby Atmos Musicの制作に必要&便利なツールを紹介する。多チャンネルを扱うというと難しいイメージを持ってしまうかもしれないが、ツールの扱いやすさもDolby Atmosの特徴だ。 Dolby Atmos Production Suite Dolby Atmosのファイル形式=ADM BWF…
音楽作品としてイマーシブ表現が可能なDolby Atmos Music。一部のユーザーしか体験できなかったサウンドが、今年になってからグッと身近なものとなった。本特集では、Dolby Atmos Musicの情報をあらためて整理し、Dolby Atmosでのミックス経験を持つエンジニ…